おはようございます。
ご質問ありがとうございます。

まずタグホイヤーの現在の様子はどのような状態でしょうか？
何か不具合や自覚症状など出ていますか？

それによっても、例えばどこが傷んでいる可能性があるとかを推し量れる場合があるので助かります。

実際には、品物の内部を開かないとわからないのですが、自動巻きのクロノブラフタイプなら、大雑把に45000～50000円くらいが最近は多いですね。
部品の磨耗などにより、交換が必要な場合はまた、部品代がかかります。

お値段は、一点一点状態や傷みも違うので、かなり個人差があります。

タグホイヤーのクロノブラフの自動巻きの場合は、修理としてはかなり高い部類になると思います。

そして、ご質問にはタグホイヤーは部品が入らないと書いてありましたが、部品が入りずらい、ということです。

オメガ系列は部品が入りやすいですが、タグホイヤーの場合は一部入らないものが確かにありますね。

実際には、時計をお預かりして修理のお見積りをいただいたときに、内部の状況を確認して、傷みがあった場合に、部品が入手できるかどうかその時点で調べます。

交換できる場合は、おいくらになるか、また部品が入手できない場合は不可として後日お伝えしております。

実際には、時計をお預かりし、内部の状態を把握しないとわからないところが真実ですが、先ほど述べましたお値段位がだいたいの相場になりそうです。あとは、個人の使われ方による部品代で誤差がありますね。

メリット、デメリットについては、
個人の場合は近いということと、やはり何かあった場合の対応力でないでしょうか。

時計は大変難しく、修理技能士・時計・使われる人の三つが揃わなくては、正常な動きをしません。

使われ方次第では、オーバーホールしても、十分な性能を発揮できないときがあります。

オーバーホールでは、それ以前に使っていたクセをリセットするので、ゼロに戻ると違和感を感じたり、使い方が固くなる(初期化するような感じ)ので、より使い方は正確さを求められるので、お客様と修理者との連携が必要な場合があるとおもいますが、その店で個人店は行きやすく、対応力も安易だと思います。

連携やアフターフォローについては、やはりメーカーは遠方のため、対応力は低いです。また、窓口の方は受付係のため、修理技能士とは話すことができないので、細かなフォローは出来ないと思います。

個人店のデメリットとしては、タグホイヤーの部品で、入手できないものがあるということでしょうか。


大雑把に言いますと、そんなところです。

ご参考になれば幸いです。

2016/03/17 06:48アサジ時計めがね修理再生工房