お店の前は平泉世界文化遺産群の無量光院跡、そのまま進むと中尊寺入口にたどり着く、奥州街道沿いです。昔から、街道を行きかう人が休む茶店があったかもしれません。そんな歴史を感じるところに『喫茶去　じゅげむ』さんがあります。

入口を入ると正面に黒板があり、テーブルとして学校机が並びます。昭和世代には懐かしさあふれる教室風の店内です。キッズスペース「こどものへや」には、先生用の大きなそろばんと昔の子供向け雑誌や絵本があり、大人の方が手に取って見たくなりますね。

「こんだて表」（メニュー）には、「ナポリタンスパゲティ」「じゅげむじゅげむの給食ランチ」などノスタルジックなメニューが並びます。黒板にも、日直のタケダさんが書いている季節限定メニューがありますので、こちらもチェックしましょう。

むかし懐かしい「クリームソーダ」メニュー。メロン味隣に、めずらしいイチゴ味を発見！気になるこちらを注文です。
「クリームソーダ（イチゴ）」は、ルビー色のイチゴソーダとアイスクリームが色鮮やかですね～。昭和レトロ感のあるグラスに光が反射して、輝いています。時間を忘れて眺めていたくなりますね。ソーダもアイスもキンキンに冷たくておいしいです。子供のころはぶくぶくしたり、まぜまぜしたくなりましたが、大人になりましたのでキレイにいただきました。

お店の名前にある喫茶去（きっさこ）とは、禅に由来する言葉で、「ちょっとお茶を飲んで、ゆっくりしていってね。」という意味だそうです。
『喫茶去　じゅげむ』さんで、はるか昔の中にある、ちょっと昔にひたりながらお茶しませんか？

※ご紹介している内容は取材当時の情報となります。価格、メニュー内容、営業時間や定休日など、変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。（2019年2月）