魅て魅て、東北! おすすめの風景・景観スポット【北上・一関・奥州・西和賀・金ケ崎・平泉】
宮沢賢治が愛した種山高原。
大正6年8月にここを訪れた宮沢賢治は、種山高原の風景や気象に魅了され
何度も訪れていたそう。
「風の又三郎」など、数多くの作品を残しました。
「立石」という岩がそびえる広場には、「種山ヶ原の夜」で歌われる「牧歌」の詩碑があります。楢、樺、柏の木の精霊が歌う劇中歌。何とも切ないメロディーと歌詞が印象的ですよ。
「牧 歌」
種山ヶ原の、雲の中で刈った草は、
どごさが置いだが、忘れだ 雨ぁふる、
種山ヶ原の、せ高の芒あざみ、
刈ってで置ぎわすれで雨ふる、雨ふる
種山ヶ原の 霧の中で刈った草さ
わすれ草も入ったが、忘れだ 雨ふる
種山ヶ原の置ぎわすれの草のたばは
どごがの長嶺で ぬれでる ぬれでる
種山ヶ原の 長嶺さ置いだ草は
雲に持ってがれで 無ぐなる無ぐなる
種山ヶ原の 長嶺の上の雲を
ぼっかげで見れば 無ぐなる無ぐなる
賢治
種山ヶ原は、岩手県奥州市、気仙郡住田町、遠野市にまたがる物見山(種山)を頂上とし、
標高900mのゆるやかな高原地帯で、
物見山・大森山・立石などを総称して「種山高原」とも呼ばれています。
北上平野を一望できる見事な景色を楽しむことが出来ますよ!
星もとっても綺麗に見れますよ~!
所在地 |
岩手県奥州市江刺区米里 |
交通アクセス | JR水沢江刺駅から車で約30分 |