小樽市民の台所、南樽市場の中にある緑の暖簾の『寿し処 わさび』さん。今日の昼ご飯は、お寿司です。

カウンター４席、4人テーブル２席『お寿司屋さんはカウンターがいいよ』とお店の大将に声をかけて貰ったので

寿司ネタがよく見えるカウンター席に座りました。

入口とカウンターに提灯が下がっているのも情緒が有っていい感じです。ネタケースの上には焼きたてなのか

山中牧場の牛乳を使って焼いたツヤツヤの玉子焼きが並んでて美味しそうです。寿司ネタケースを見ているだけでお腹が空いてきちゃいます。

今回は『おまかせ握り』をお願いしました。

『はい、おまちどうさま！』

「こ…これは…！可愛い！とってもキレイだわ～♪　」出てきたお寿司を見て思わず声が出てしまいました！

お寿司には、紅芯大根で作ったピンクの蝶々、黄色の松にオレンジの桜、赤いハートが乗っていて思わず見惚れちゃう綺麗さです！

握りは10貫

・ヒラメの昆布〆

・雲丹

・イクラ

・カニ

・エビ

・ホタテ

・サーモン

・大トロ

・ヒラメ

・〆さば

まずは醤油をつけずに食べると良いと教えてもらったヒラメの昆布〆とカニの握りから。ヒラメに昆布の旨味がじんわりと丁度いい塩味、カニは冷凍ではなく『生』だから身が甘い！なるほど醤油無しで素材の味が引き立つ美味しさです。

備長炭で炊いているシャリはスッキリしていて少し小さめなのが丁度よく食べやすい。シャリの味とのバランスを考えて醤油も特別に調合して作っているんだそうです。

次は醤油ありで大好きなホタテとエビをいただきます。ホタテはむっちり厚くて食べ応えがありますし、エビも美味しい！どのネタも鮮度抜群の秘密は『市場』の中にあるお店ということ。鮮度抜群のネタを市場の鮮魚店から常に仕入れることが出来ることだそうです。店内からも向かいの鮮魚店が見えるので、まさに市場の中のお寿司屋さんといった感じです。

そして、天然本マグロの大トロ♪　とろける甘い脂の旨味が口いっぱいに広がって…でも後味はスッキリ♪

雲丹もイクラも贅沢にたっぷり乗ってるのも嬉しいなー♪　ヒラメのアラで作ったアラ汁も上品な出汁が出ていて美味しいです。

季節限定の珍しいネタにも出合えたらラッキーです！今回、『自家製筋子の握り』をサービスして貰っちゃっいました！　プチプチ甘くて美味しかったですよ。

『美味しいだけじゃなく見た目も楽しんで笑顔になってもらいたいんだよね』と大将。味も見た目も心のこもった優しい気遣いに溢れていて大満足です♪

地元の人や観光客にも愛される気さくで入りやすい市場のお寿司屋さん。居心地も良いから女性１人でも大丈夫です。カウンターに座ると大将との楽しい会話も楽しめますよ。

みなさんも美味しくて見た目も華やかなお寿司を食べてみてくださいね。

ごちそうさまでした。