黒部市立図書館スタッフ　辻 真美さんが選んだ今月のオススメ絵本！！
「ふたつのいちご」　作：林 明子　（福音館書店）
＜内容＞
かすみちゃんは、クリスマスのケーキに飾るいちごを探しに行って、うさぎの家を見つけました。
うさぎの家でも、うさぎのお母さんがケーキを作っていて…。
かすみちゃんの家族とうさぎさんの家族がとてもあたたかく、ほんわかしあわせな気分になれる絵本です。

＜絵本についてのコメント＞
おかあさんが作ってくれたクリスマスケーキには、いちごが3つだけのっていました。
5人家族のかすみちゃん家。
いちごが売り切れになってしまったと聞いたかすみちゃんは、いちごを探しに出かけます。

すると、森でいちごを運ぶうさぎを見つけます。
うさぎの家をのぞいてみると、うさぎの家でもお母さんがクリスマスケーキを作っていました。
うさぎの家族は、かすみちゃんを温かくもてなし、余ったいちごをくれます。
クリスマスが題材ゆえに、奇跡が起こる展開に心が温まります。
そして、本を手にしてビックリ！
手のひらサイズというところも、小さなプレゼントという感じでかわいい一作です。

ちなみにこのお話は、かすみちゃん兄弟がそれぞれ主人公の「ズボンのクリスマス」「サンタクロースとれいちゃん」もあるので、セットで読んでみるのもオススメです。

宇奈月子育て支援センタースタッフの池田富士子さんが選んだオススメ絵本♪
「くだもの」 　作：平山 和子　（福音館書店）
＜内容＞
すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど・・・。
日常、子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描いた、いわば果物の画集です。

＜絵本についてのコメント＞
ページをめくると、リアルに描かれた、くだものが次から次へと出てきます。
ぶどうやリンゴ、みかんやいちご。
子どもたちに「さぁ、どうぞ」の言葉を添えて、絵本からくだものをポッと指先でむしり、口元へもっていく真似をすると、どの子も「あ～ん」と、お口を開けてくれます。
子どもたちのかわい～い表情が楽しめる、おすすめの一冊です。

黒部市在住のいちなバーバさんが選んだオススメ絵本♪
「しろくまちゃんのほっとけーき」 　作：わかやま けん　（こぐま社）
＜内容＞
しろくまちゃんが、ホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて…。
焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。
見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は、子どもたちに大人気！

＜絵本についてのコメント＞
ホットケーキは子どもたちにとって、とても身近なおやつですよね。
それを、しろくまちゃんがおかあさんと一緒に作って、お友達と仲良く食べる嬉しさがよく表現されています。
また、どんな材料で作るのか、とても分かりやすく書かれています。
中でも子どもが一番興味をもっていたところは、フライパンに材料を入れて出来上がるまでの様子で、ゆっくり変化をつけて読むと、とても喜んで見ていました。

黒部市在住のはるちゃんママさんが選んだオススメ絵本♪
「だるまさんシリーズ」 　作：かがくい ひろし　（ブロンズ新社）
＜内容＞
人気のファーストブック、『だるまさんが』、『だるまさんの』、『だるまさんと』が入った、3さつケース入りです。
■過去に「だるまさんが」をご紹介したページ

＜絵本についてのコメント＞
読んであげるといつも喜んでくれて(*^▽^*)
私が読んでもすごく分かりやすくて、絵が赤色で大きく描いてあるのでかわいらしいです☆