黒部市立図書館スタッフ　辻 真美さんが選んだ今月のオススメ絵本！！
「おもちのきもち」　作・絵：かがくいひろし　（講談社）
＜内容＞
まさか、おもちが！？
お正月に“かがみもち”は、とある決心をしたのです…。
びっくり！めでたい♪驚愕の“おもちワールド”へ。
いざ、ビロンビロンビロ～ン！

＜絵本についてのコメント＞
「だるまさんシリーズ」でおなじみの、かがくいさんによる絵本です。
今回の主人公は「おもち（鏡餅）」。
今では、家庭でも機械でつくこと
が多くなったおもちですが、昔ながらに臼と杵でつかれたおもちは、やっぱり格別な味だと思います。
さてお話は、食べられることを恐れた鏡餅が家から大脱走！
一生懸命走った末にお腹がすいたおもちは、なんと自分をちょっと味見してしまいます。
鏡餅は最後どんな形になってしまうのでしょうか。
奇想天外なストーリーに、やっぱり「おもちのきもち」になってみないと分からないものだな、と笑えます。
お正月にお雑煮にして食べたり、焼き餅にして食べたりする時など、つい「おもちのきもち」を考えてみたくなりそうなお話です。

ベビーマッサージ教室 babyimの石川愛さんが選んだオススメ絵本♪
「ノンタン にんにんにこにこ」 　作・絵：キヨノサチコ　（偕成社）
＜内容＞
ノンタン にんにん にこにこ…
るんるん るるるん…ノンタン。
リズムにのったことばとかわいいノンタンの表情が、ことばの定着をうながす「ベビー版ノンタン」です。

＜絵本についてのコメント＞
一冊の本の中にいろんな表情が詰まった、素敵な絵本です。
簡単な言葉の繰り返しに見えますが、大好きなママが読んでくれるそのリズムが、子どもたちにとってはとても楽しく心に響くみたいです。
とても癒される絵本ですよ(*゜▽゜)ノ

黒部市在住のあやしゅうママさんが選んだオススメ絵本♪
「100階だてのいえ」 　作：いわい としお　（偕成社）
＜内容＞
100階だての家の最上階に住むだれかから「遊びにきてね」と手紙をもらったトチくん。
地図を見ながら歩いていくと、高い建物があらわれました。
上のほうはかすんでよく見えません。
いろいろな動物が住む、100階だての家の探検がはじまります！

＜絵本についてのコメント＞
遠方に住む祖父母が3歳の娘に送ってくれた絵本です。
ちょっとまだ早いかなぁと思っていましたが、３歳の娘も、１歳の息子もすぐお気に入りの絵本になりました。
2人とも順番通りにじっくり読み聞かせを聞くわけではなく、3歳の娘は私がはしごや階段を「階段登って…」と言いながらなぞっていくのをながめたり、一部屋ごとに違う動物たちの様子を「これは何してるの？」と聞いたりします。
1歳の息子は、ページを次々めくりながら、見開きごとに2回出てくるトチくんを探して「あったー！」と得意げな顔で指差します。
階段や梯子は、動物の特徴に合わせたものになっていて、一部屋ごとにお風呂やキッチンなどその動物の特徴にあったものが細かく描かれていて、大人が見ていても面白い絵本です。

魚津市在住の絵本大好きっ子さんが選んだオススメ絵本♪
「バムとケロのおかいもの」 　作：島田ゆか　（文溪堂）
＜内容＞
ケロちゃんが早起きをする日、それは月に一度のお買い物の日。
みんなで車にのって市場へ出かけよう。
市場にはたくさんのお店がでていて、とてもにぎやか。
最初にケロちゃんのチョッキの生地を手に入れて、野菜をかじっちゃうウサギの八百屋で野菜を買ったあと、となりに変わったお店を発見した。
おおらかで心優しい犬のバムとやりたい放題がかわいいカエルのケロちゃんを描いた「バムとケロ」シリーズの第4弾。

＜絵本についてのコメント＞
絵もとても可愛くて(キュート）、読んでも見てても楽しめる絵本です。
このバムシリーズもう１つもってるけど、それも楽しいよ。
隅々まで楽しいイラストがあって、想像力もかきたてられます♪