本日10月3日は登山の日。
現在、『日本百名山』と深田久弥氏に関する本を展示貸出しています。
『日本百名山』は、深田久弥氏の最も著名な山岳随筆。
1964年7月に、文筆家であり登山家でもあった深田久弥氏が、
実際に登頂した日本の各地の山から、自分自身が定めた基準で、
100座を選び主題とした名著です。
この百名山に、我が黒部市の白馬岳(2932m)があります。
以下、引用します。
↓引用はじまり↓
白馬岳は、西側の越中や越後側では、大蓮華山と呼ばれた。北に位置しているから雪が多い。その白雪に輝やく山容が、日本海側から見ると蓮華の開花に似ていたからだという。信州側から仰いでも実に堂々とした貫録を持っている。しかし私はこの山を東西の横から眺めるよりも、南北の縦から臨んだ姿が好きである。縦から見た白馬岳は、横やら見たのと、別人の観がある。東側が鋭く切れ落ち、キッと頭を持ちあげたさまは、怒れる獅子といった感じでいつも私は受ける。颯爽たる姿である。
↑引用おわり↑
深田氏の『日本百名山』からさかのぼること60年ほど前、
黒部から仰ぎ見る大蓮華岳に強い憧れを抱き、
なんとしても黒部谷から登りたいと願った一人の男がいました。
博物学者・教育者・俳人・岳人として幅広い活躍をしていた吉沢庄作氏(1872-1956)。
江戸時代の黒部峡谷は御縮山(おしまりやま)として一般入山が禁止されており、
吉沢氏の時代にようやくその禁が解かれたばかりでした。
そんな時代に、吉沢氏は黒部谷から大蓮華山へのルートを開発しました。
全国各地の山々も、そんな風に開かれていったのかしら?
なんて思いをはせながら、読み進めていくとより一層楽しめるかもしれませんね。
語りつぎたい黒部人 ~吉沢庄作氏~
http://www.city.kurobe.toyama.jp/event-topics/svTopiDtl.aspx?prev=1&servno=1786
担当:U

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