珍しいエイコウシャの修理と修理技能士の限界と特性(^o^)
あさじ時計店
先日ロレックス修理をご依頼いただいたお客様より、珍しいエイコウシャの機械式柱時計の修理のご依頼をいただきました。
ありがとうございます(*^^*)
久しぶりにエイコウシャの修理ですね。
今のところ致命的な部品の破損はなく、オーバーホールと調整等で直りそうです。
内部を開くと、機械式ムーブメントが珍しい形で、特に2つのゼンマイの端が中央で一緒にくっついていることに目を奪われました。
なぜゼンマイがくっついているんだろう??
セットしやすいための造りでしょうか?
でも、どちらか一方のゼンマイが切れれば二個ともセットでの交換となりそう。
量産はされなかったのでは?部品交換が必要になれば、次は修理が難しいかも知れませんね!
そして、振り子を引っ掛ける「振りヘラ」が背面についています。
セイコーや愛知時計、明治時計では一般的に文字盤に向けた前面側です。
一部の古いものや珍しい国産メーカー、海外のメーカーは今回のように背面側にもぐり込んだものもあります。背面が特に珍しい訳ではありませんが、何ヵ月かぶりに見たのでアップ♪
気になる点は、時間と鐘のなる数が一致しないタイミングがあること。通常は一致しているのですが、時たま数が違うことがあります。
これは数打ち車の磨耗と、その歯車ホゾ穴の磨耗広がりによって「ガタ」ができ、タイミングが狂う場合があるわけです。
非常に繊細な部分でタガネ打ちは適しておらず、別の方法で部品修正をする必要がありますね。
改めてですが、今回はなんとかオーバーホールで大丈夫そう。しかし、もし、永年の金属疲労のため使用中にゼンマイが破損した場合は、特殊ゼンマイが入手できないと思いますので修理は難しいでしょう。
時計修理とは、その時点の状態をベースに改善したり壊れた部品を交換して動作を取り戻すものですが、
元々の機械の状態、永年の金属疲労などの状態や時間によって蓄積されたダメージまで無かったことに回復することはできないからです。
時計修理にできることは現時点での状態の改善と、負担の軽減が基礎です。
時計修理技能士といえども、時間は巻き戻すことはできないことにご理解を(^_^)
今与えられている時計の状態と環境、今持っている修理技術レベルと部品や工具等の条件下で、最大限今の状態を改善する努力が技能士には求められます。
すべての時計を直せるわけではありませんが、最大限の努力をして頑張ります。
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基本情報
| 名称 | あさじ時計店 |
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| フリガナ | アサジトケイテン |
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| 住所 | 938-0031 黒部市三日市3118 |
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| アクセス | 旧黒部市役所前 旧北陸銀行黒部支店より徒歩10歩! |
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| 電話番号 | 0765-52-4513 |
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| 駐車場 | あり 店舗の2件隣りに、駐車場が2台分あります。 |
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| 開業日 | 1947年12月20日 |
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| こだわり | |
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