前回、免疫とは細菌ウィルスから身体を守ってくれている防御システムだと、
免疫力について書かせて頂きましたが、
※詳しくはこちら
今回は、その免疫力の『仕組み』について

免疫が身体を守る仕組みは2段階になっています
【第1段階】『粘膜免疫』が侵入を防ぐ
「目」「鼻」「口」「腸」「尿路」などの粘膜が病原体の最初の侵入口です
これらの異物から身を守るために、粘膜組織には外敵を排除する『防御システム』が備わっています
中でも『腸』は、最も重要な免疫器官です

【第2段階】『全身免疫』が体内に入った病原体をやっつけて身体を治す
体内に病原体が侵入したら全身免疫の出番
免疫細胞が直ちに相手を捕えて攻撃する『自然免疫』
相手の性質を正確に見極めて攻撃する『獲得免疫』
この2段構えで守ります
風邪を引いて熱を出すのは、熱に弱いウィルスを叩く為、下痢をするのは早く排出する為で、
これらも免疫反応の1種です

『自然免疫』とは？
身体の中に細菌やウィルスが侵入⇒すぐに対抗する免疫（抗体）を作り攻撃
※この段階で発熱します
◇マクロファージ◇
細菌を捕食し消化し、清掃屋の役割を果たす
特に外傷や炎症の際に活発になり、免疫機能の中心的役割を担っている
◇NK（ナチュラルキラー）細胞◇
特にガン細胞やウィルス感染細胞に対して活発になる
◇好中球◇
白血球の約半分を占める
血管壁を通り抜けて移動でき、主に細菌類の殺菌うぃ行い感染を防ぐ

『獲得免疫』とは？
ある抗原が初めて侵入⇒自然免疫では防げなかった場合⇒異物の特徴を記憶
同じ種類の抗原が再度侵入⇒既に記憶されている免疫がすぐに反応し、的確に攻撃を行う
◇ヘルパーT細胞◇
他の細胞に攻撃命令を出す細胞
ウィルスや細菌、異物、ガン細胞などの敵の情報を受けて、活性化して動き出す
◇キラーT細胞◇
ヘルパーT細胞から命令を受け、ウイルス感染細胞、ガン細胞などを認識して破壊
病原体を殺すことから「キラー」と呼ばれる
◇B細胞◇
間接攻撃の役割を担い、病原体を不活性化したり病原体を直接攻撃する目印になる

私達の身体はこのような仕組みにより、様々な外敵から身を守っています
次回はこの免疫力をサポートしてくれる健康補助食品『ラクトビリオン』をご紹介させて頂きます
お楽しみに～


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