まいぷれ編集部が行く!【松山・伊予・東温・松前・砥部】
高校生が俳句の創作力や観賞力を競う「第22回俳句甲子園」の四国地区大会が6月16日、松山市の大街道商店街で開催されました。
「俳句甲子園」全国高等学校俳句選手権大会とは、高校生5人1組をチームとして、創作した俳句の作品評価ならびに鑑賞力(お互いの句に対し議論を行う)を競う大会です。
大会の種類は、地方大会(予選試合)と投句応募(審査)があります。
愛媛県松山市で開催される全国大会へ進出するには地方大会へ出場し優勝するか、あるいは投句応募をしていただき厳正な審査により選出される必要があります。
出場した16チームは3会場に分かれてリーグ戦を行い、各会場の決勝を制したチームが全国への切符をつかむ仕組みです。試合は事前投句した作品に」ついて、それぞれ3分間の質疑応答を行い。審査員5人の多数決で勝敗を決めます。3句を戦わせて2勝した方が勝ちとなります。
「風光る」
「ぶらんこ」
「蝶 ちょう」
決勝は「カーネーション」
参加各チーム5名全員が、事前に各自3句創作した兼題の句で競います。
決勝は『今治西高校』と『松山東高校 B』
熱戦を繰り広げ、勝者は『今治西高校』でした。
決勝は『今治西高校伯方分校 A』と『松山東高校 A』
伝統校対決となりましたが、『今治西高校伯方分校 A』が勝利しました。
決勝は『宇和島東高校』と『済美平成中東教育学校』
両校1勝ずつ勝利し、大将戦で、『宇和島東高校』が勝利しました。
『今治西高校』
『今治西高校 伯方分校』
『宇和島東高校』
の3高校が、8月に松山市で行われる全国大会出場校に決定!
高校生の『俳句甲子園』優勝校は3校!
俳句甲子園全国大会18回出場の伯方高校は今春『伯方高校』から、『今治西高校伯方分校』と学校名が変わりましたが、今年も全国大会出場を勝ち取りました。分校の全国大会出場はこれまで例がなく、今回の『今治西高校 伯方分校』が初めてだそうです。しまなみの海に面した校舎で過ごし、作った俳句はのびのびとしてとても素敵な俳句でした。それぞれに自由で、若い感性の俳句は『俳都松山』にふさわしく、全国大会の期待を感じられました。
全国大会の様子もまたお伝えしたいと思います。
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