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この世界で生きる、日々のかたち ―桂樹舎の民藝品とともにー

黒部市美術館

概   要| 富山県八尾で和紙製造加工業を営む桂樹舎所蔵の和紙を用いた生活工芸品、あるいは様々な国の民藝品等は、現在の私たちにとってその文化や使用目的が分からなくても形の面白さや美しさをきっかけとした鑑賞の楽しみを与えてくれます。つまり用途や意味を超え、多角的な視点からの親しみをもたらしてくれます。鑑賞者が作品に物語や価値を見出すという点においては現代の作品にも共通するでしょう。本展では3人の作家の作品と民藝品等を併せて紹介し、かつての民藝運動が審美性のみならず同時代の社会や暮らしを重視したように、生活の背景にある思想や感性の一端に想いを馳せてみるものです。言葉、祈り、道具をキーワードとして展覧会を構成いたします。私たちの生き方の根本に触れるきっかけとなれば幸いです。

出品作家・作品|セシル・アンドリュ、野村瑞穂、宮永春香、桂樹舎所蔵の民藝品、生活工芸品等

桂樹舎|http://keijusha.com/
【桂樹舎和紙文庫・民族工芸館】
八尾和紙やその加工品を生産する桂樹舎が運営する施設。廃校になった小学校を移築し1985年に開館。初代館長の吉田桂介氏が蒐集した紙資料や生活工芸品、世界各国の民藝品を紹介。約500点収蔵。
現在、桂樹舎和紙文庫のみ一般公開中、日本や韓国を中心とした紙工品等の貴重な紙資料や民藝品を見ることができる。喫茶室、売店、紙漉き体験(予約)もあり。

作家について|
○セシル・アンドリュ(Cécile Andrieu 1956年、フランス シャールヴィル・メジエール生まれ、金沢市在住)
造形美術修士論文のテーマとなった荒川修作の作品により、日本文化に開眼する。1982年、日本政府留学生として東京大学で言語及び美学を学び(1986年、ソルボンヌ・パリ第一大学人間科学芸術学博士号修得)、人と言葉との関係に集点をあてた新たな芸術制作(オブジェ、インスタレーション)に打ち込む。主に日本、ベルギー、チェコ共和国、フランス、スイス等で展示され国際的に注目を浴びている。

○野村瑞穂(Mizuho Nomura 1966年、富山県中新川郡上市町生まれ、在住)
1992年、京都市立芸術大学大学院陶磁器専攻修了後、倉敷での陶芸制作を経て、現在上市町に窯を築き活動する。大学時代から一貫して人や動物の身体的な形やから発想を得た柔らかそうなオブジェを制作してきた。近年は、身体に起因した用途のあるものの「形」に着目しその要素を抽出した作品を制作。下山芸術の森発電所美術館での展示や砺波市美術館での個展等精力的な活動を続けている。

○宮永春香(Haruka Miyanaga 1980年、石川県金沢市生まれ、在住)
2008年、金沢美術工芸大学博士課程工芸領域陶磁分野終了、芸術博士取得。金沢美術工芸大学工芸科で講師を務め、金沢を拠点に作家活動を行う。陶芸の制作過程に「作る」ことから「見る」ことへの切断を意識し、主に土と紙から生まれる造形を追及する。近年は「編む」ことを軸とした様々な表現の可能性を考察。愛知県美術館やAcorn Gallery(USA)での個展をはじめ様々な展覧会に出品し活躍の場を広げている。

【展覧会情報】
この世界で生きる、日々のかたち -桂樹舎の民藝品とともに-
2019年4月20日(土)-6月23日(日)

主   催|黒部市美術館
共 催|北日本新聞社
協   力|桂樹舎
後 援|北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ、みらーれTV、新川コミュニティ放送
休 館 日|月曜日(但し4月29日、5月6日開館)、5月7日・8日
開館時間|午前9時30分-午後4時30分(入館は午後4時まで)
観 覧 料|一般500円(400円)、高校・大学生400円(300円)
( )内は20名様以上の団体料金 
*中学生以下無料 *障害者等手帳をお持ちの方と付添1名無料
お問合せ|黒部市美術館
TEL. 0765-52-5011 / FAX. 0765-52-5011 shakudo-kurobi@ni-po.ne.jp
企画担当|尺戸智佳子(黒部市美術館)

関連事業|
●オープニングセレモニー&アーティストトーク
2019年4月20 日(土)11:00~11:45頃
会場|黒部市美術館
*展覧会観覧券が必要です。
*どなたでもご参加いただけます。

●学芸員によるギャラリートーク
2019年5月12日(日)、6月9日(日)
会場|黒部市美術館
*随時、お声掛けください。
*展覧会観覧券が必要です。
*どなたでもご参加いただけます。

  • 開館時間9:30~16:30(入館は16:00まで)
0765-52-5011

基本情報

名称黒部市美術館
フリガナクロベシビジュツカン
住所938-0041 黒部市堀切1035
アクセス北陸自動車道 黒部ICより6.5km
あいの風とやま鉄道黒部駅より1.5km
富山地方鉄道電鉄黒部駅より生地行きに乗り、生地中区藤が丘クリニック前バス停下車徒歩10分
電話番号0765-52-5011
開館時間9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日月曜
祝日の翌日
12月29日~1月3日
展示替期間
駐車場あり
ホームページhttps://kurobe-city-art-museum.jp/
Facebookアカウントhttps://www.facebook.com/kurobecityartmuseum?fref=ts
関連ページ黒部市役所>黒部市美術館

カレンダー掲載内容

タイトルこの世界で生きる、日々のかたち ―桂樹舎の民藝品とともにー
日付2019年4月20日 ~ 6月23日
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