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山下麻衣+小林直人「蜃気楼か。」

黒部市美術館

山下麻衣+小林直人「蜃気楼か。」「山下麻衣+小林直人「蜃気楼か。」」

山下麻衣+小林直人「蜃気楼か。」

概   要| 

山下麻衣+小林直人はビデオインスタレーションを中心にメディアを横断した制作を行い、国際的に活動しているアーティストユニットです。いわゆる一般的価値の代替案を探るような豊かなアイデアを、非経済的で非効率的、また労働のような行為を伴うユニークな手法等で実現し、世界との関係や社会の構造を再考してきました。その視点は、他者との共生、エコロジーの意識がますます必要とされる現在においてなお一層の示唆に富んでいます。
本展では、会期中に黒部の海岸に「∞」を蜃気楼で浮かび上がらせることに挑む屋外プロジェクト作品《infinity∼mirage》(2021年)、山あいの限界集落で撮影されたパフォーマンスビデオ作品《人( )自然》(2021年)等の新作を含め、人と自然についての様々な考察が反映された作品を展示いたします。
 美術館近隣の自然環境の下、自然と人とのゆらぐ境界について、現在進行形で考える展覧会です。

出品作家|

山下麻衣+小林直人

山下麻衣 Mai Yamashita
(1976年、千葉県生まれ)
小林直人 Naoto Kobayashi
(1974年、千葉県生まれ)

2001年よりユニット活動を開始。東京藝術大学を修了後、ドイツに渡り、キュンストラーハウス・ベタニエン(ドイツ、2010年)、ISCP(アメリカ、2011年)、ミュージアムクォーター(オーストリア、2014年)等、海外のレジデンスプログラムに参加し、現在は千葉県を拠点に活動。
クンストハレ・ゲッティンゲン(ドイツ、2011年)や小山市立車屋美術館(2015年)等で個展を開催する他、あいちトリエンナーレ2010、横浜トリエンナーレ2011、瀬戸内国際芸術祭2019等の国際芸術祭や、キアズマ現代美術館(フィンランド、2006年)、MARCO -ヴィーゴ現代美術館(スペイン、2010年)、 MOCA -台北當代藝術館(台湾、2011年)、水戸芸術館現代美術ギャラリー(2015年)、ポンピドゥーセンター・マラガ(スペイン、2018年)、ニューサウスウェールズ州立美術館(オーストラリア、2020年)等のグループ展に招聘され国際的に発表を続けている。

特設サイト|
http://mirage.yamashita-kobayashi.com

本展のポイント|
1) 黒部近隣の自然をモチーフに制作された3点の新作が出品されます。
《infinity∼mirage》:富山湾、生地海岸の蜃気楼。
《人( )自然》:朝日町大平地区近隣の山間の風景。
《考える葦/考えない葦》:黒部市美術館前の湿地帯の葦。
加えて、《Release of mineral water》には、新たに、黒部川扇状地から汲み上げられたミネラルウォーターサーバーを設置することで、本展限りのインスタレーションとして展示されます。

2) ウェブの特設サイトにおいて、「infinity~mirage」のライブ映像を会期中毎日ご覧いただけます。
会期中に「∞」になるかどうか・・・!?楽しみにしてくださる皆さんと毎日観察したいと思います。
「∞」になった際には黒部市美術館のフェイスブックでお知らせいたします。

3) 出品作品に関係した地域のジオツアーや専門家によるトークイベントを開催します。
関連事業をご参照ください。

【展覧会情報】
主  催|黒部市美術館[公益財団法人黒部市国際文化センター]
共 催|黒部市、黒部市教育委員会、北日本新聞社
助 成|芸術文化振興基金助成事業、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団、
公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団、公益財団法人野村財団
協 力|魚津埋没林博物館、海の駅 蜃気楼、Takuro Someya Contemporary Art、魚津蜃気楼研究会、黒部市歴史民俗資料館
後 援|北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ、みらーれTV、新川コミュニティ放送
休 館 日|月曜日、11月4日、24日
*会期の変更や臨時休館を行う場合は、黒部市美術館ホームページでお知らせします。
開館時間|午前9時30分-午後4時30分(入館は午後4時まで)
観 覧 料|一般500円(400円)、高校・大学生400円(300円)
( )内は20名様以上の団体料金 
*中学生以下無料 *障害者等手帳をお持ちの方と付添1名無料
お問合せ|黒部市美術館
TEL. 0765-52-5011 / FAX. 0765-52-5011
企画担当|尺戸智佳子(黒部市美術館)

関連事業|

[vol.1星編]
宇宙の中のインフィニティ
展示作品《infinity∼mirage》に関連し、プラネタリウムドームで体感する蜃気楼の世界、そして果てしなくつづく宇宙の物語をお楽しみください。

10月30日(土)15:00~16:00頃
―――
共催|黒部市吉田科学館
ガイド|中瀬公子(黒部市吉田科学館 学芸員)、佐藤真樹(魚津埋没林博物館 学芸
員)、尺戸智佳子(黒部市美術館 学芸員)
場所|黒部市吉田科学館プラネタリウム
入場料|大人300円、高校大学生150円、中学生以下無料
定員|70名(当日販売・先着順)
申し込み|不要

[vol.2山編]
アート&サイエンスツアー
本展作品鑑賞と、展示作品《人( )自然》の舞台となった富山県朝日町の大平地区周辺の歴史や植物を学ぶバスツアー。

11月7日(日) 10:30~17:00頃
コース
まいぶんKAN(集合10:30)→黒部市美術館見学(集合11:00)→ 昼食(まいぶんKAN)→まいぶんKAN見学→大平周辺の散策→まいぶんKAN(解散16:30頃)→黒部市美術館(解散17:00頃)
――――
共催|朝日町立埋蔵文化財保存活用施設まいぶんKAN
ガイド|川端典子(まいぶんKAN 学芸員)、尺戸智佳子(黒部市美術館 学芸員)、他
集合場所|朝日町立埋蔵文化財保存活用施設まいぶんKAN、黒部市美術館
参加料|850円(施設入場料、保険料)
持ち物|昼食
定員|10名(申し込み締め切り11月4日(木))
申し込み|黒部市美術館tel:0765-52-5011
まいぶんKAN tel:0765-83-0118

[vol.3海編]
見て!感じて!作品鑑賞ツアー 
本展作品鑑賞と、展示作品《infinity∼mirage》のモチーフとなった蜃気楼と地域の海の生物を学ぶバスツアー。

11月26日(金)12:15~17:00頃
コース
黒部市生涯学習文化スクエア「ぷらっと」(集合12:15)→黒部市美術館見学→《infinity∼mirage》の屋外作品設置場所見学→魚津埋没林博物館見学→魚津水族館見学→黒部市生涯学習文化スクエア「ぷらっと」(解散17:00頃)*それぞれの施設で解説があります。
―――
共催|黒部市生涯学習文化スクエア「ぷらっと」
ガイド|尺戸智佳子(黒部市美術館学芸員)、佐藤真樹(魚津埋没林博物館学芸員)、他
集合場所|黒部市美術館
参加料|1,820円(施設入場料)
定員|15名
*グループでのお申し込みの場合2名までとします。
*申し込み後に、詳しいご案内を黒部市生涯学習文化スクエア「ぷらっと」より郵送いたします。
申し込み開始日|10月1日(金)
申し込み|黒部市美術館tel:0765-52-5011
黒部市生涯学習文化スクエア「ぷらっと」 tel:0765-65-1810
 
  • 開館時間9:30~16:30(入館は16:00まで)
0765-52-5011

基本情報

名称黒部市美術館
フリガナクロベシビジュツカン
住所938-0041 黒部市堀切1035
アクセス北陸自動車道 黒部ICより6.5km
あいの風とやま鉄道黒部駅より1.5km
富山地方鉄道電鉄黒部駅より生地行きに乗り、生地中区藤が丘クリニック前バス停下車徒歩10分
電話番号0765-52-5011
開館時間9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日月曜
祝日の翌日
12月29日~1月3日
展示替期間
駐車場あり
ホームページhttps://kurobe-city-art-museum.jp/
Facebookアカウントhttps://www.facebook.com/kurobecityartmuseum?fref=ts
関連ページ黒部市役所>黒部市美術館

カレンダー掲載内容

タイトル山下麻衣+小林直人「蜃気楼か。」
日付2021年9月25日 ~ 12月19日
ラベルイベント

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